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本格的な社会派ピカレスク映画

昭和40年に発表された内田吐夢監督のサスペンス映画「飢餓海峡」。

北海道で起きた強盗殺人事件と、青函連絡船転覆事故を背景に、強盗殺人者の逃避行とその後を描いた社会派の映画です。

当時の社会の闇を暴き出したようなモノクロ映像が、観る者にじわりと圧し掛かってきます。

犯人役の三國連太郎は当然ですが、年老いた刑事役の伴淳三郎の存在感も素晴らしいです。

正確なセリフは覚えてないのですが、確か、刑事(伴淳三郎)が、犯人(三國連太郎)に対して、
「お互い人間同士なのに信じ合えない。それは哀しいことだ」 と諭す場面があります。
あまりに重厚であり、人間の根幹を震えさせるくらいの説得力を感じました。


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日本映画も結構ヤルじゃん!、そんな映画

当時日本映画の旗手として話題となった長谷川和彦が監督した映画「太陽を盗んだ男」。

物理教師が自力で原子爆弾を作り上げ、政府を脅迫するという日本映画離れしたストーリーが、迫力満点です。

私が専門学校に通っていた頃、担任の先生が、この映画をやたらほめていました。
(この先生は、この他にも、関川夏央・蓮實重彦といった文化人の存在を、私たち生徒に教えてくれました)

ビデオを借りて観てビックリ、(先生の言葉どおり)凄く面白かったのです。

主人公役の沢田研二、警部役の菅原文太 といった異色キャストもさることながら、原発施設からのプルトニウム強奪から、巨額金強奪計画、ラストの警部との一騎打ちまで、息もつかせぬシーンの連続です。

クラッカーをポンーッと気持ちよく音高く鳴らせたときの爽快感。
映像に釘付けになりますヨ。


日本では珍しい、映像とセリフ運び気持ちいい映画

日本の数少ないカルト映画監督 藤田敏八の映画「ツィゴイネルワイゼン」。

内田百(うちだひゃっけん)の短編小説「サラサーテの盤」を映画化した作品です。
 収録されている筑摩文庫

映画の中では、幽玄、虚実、妖艶、ちりばめた様々なオブジェ、これらがイマジネーションたくましく連射され、物語として形成されていきます。

音、セリフ、映像 そのどれもが刺激的であり、まさに映画が総合芸術であることを、再認識しました。

映画が面白かったので、原作小説も読みました。→90点


これで満足しなかったら、今後映画を観なくてよし!

もはや説明不要の世界最高のアクション大作、黒澤明の「七人の侍」。

都築政昭による作品誕生の過程を追ったノンフェクション

どうしても観たくて、海外版レーザーディスクを購入して、英語字幕入りの「七人の侍」を観た思い出があります。

貧しい農民たちが侍を雇い、掠奪を繰り返す野武士たちに立ち向かうストーリーです。
この映画の最大の魅力は、大義を掲げず、ひたすら自らの生活と命を守るために戦う姿にあります。

推理小説を読んでいると「そんな動機で人を殺さないだろう」とか「それぽっちの金のために犯罪を犯したりしないだろう」と感じることが多々あります。
しかし「七人の侍」に登場する人々の戦いは、自らを守るという最小限でありながら、最も説得力に満ちたものが出発点となっています。

結果として残ったものは、農民たちの勝利と、侍たちが仲間を幾人も失った哀しみだけですが、何か人間として一本の筋が通った感情が、余韻として漂います。

クライマックスの戦闘シーンに到達するまでに語られる数々のエピソードが、このような人間ドラマを支えることに大きな役割を担っていることは、言うまでもありません。

昼飯はラーメンではなくチャーシューメン大盛り、さらに財布を気にせず餃子を追加、帰り道コンビニに寄ってコーラとポテチ、血迷ってシュークリーム2個まで付けてお腹いっぱい、そんな満足度300%の映画です。




畑違いのひとが、こんな映画を撮るんですね

イラストレーターで有名な和田誠が、初めて映画監督に挑んだ「麻雀放浪記」。

つかこうへい作品の表紙イラスト


映画関連書籍の表紙イラスト


海外翻訳小説の表紙イラスト


これら本の表紙で和田誠の存在は昔から知っていたのですが、本業以外に映画を撮るとは予想外で、しかも出来上がった映画はモノクロ映像...、なんとも本気度がうかがえる作品となっています。

それまでの角川映画は、話題性が先行し作品の内容自体はあまり評価されていなかったようですが、「蒲田行進曲」「Wの悲劇」等と並び、この「麻雀放浪記」も、評価が高かったように記憶しています。

当時、我家はVHSビデオデッキを購入したばかりでして、この作品も録画したあとに、何度も繰り返し観た思い出があります。






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